大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文1)私的流用は一切していない
辞任を決意したのはいつの段階?
毎日新聞:大丈夫です。幹事社の毎日新聞の【アリタ 00:04:46】です。よろしくお願いします。 竹山:はい、よろしくお願いします。 毎日新聞:まずお尋ねしますけれども、辞職の決意をされたのは今朝の段階なんでしょうか。それとも3会派による記者会見が行われたあとになるのでしょうか。 竹山:昨晩です。 毎日新聞:昨晩ですか。 竹山:はい。辞職を決意した一番大きな要因は、先週水曜日の記者会見におきまして、二重の領収書が見つかったことでございます。それはあってはならないことだと私も本当に残念でした。そして私自身もチェックしていなかったということで、残念に思ったところでございます。そしてこれに契機となって、やはり市政の全体の中の円滑な遂行というのが、なかなか難しいなというふうに痛感したわけでございます。 毎日新聞:市長、記者会見などで、今回誤りが、不備がありましたと、政治資金収支報告書なんですけれども、会計帳簿がないということを何度かおっしゃっていたかと思うんですけれども、これは4団体全てなかったということなんでしょうか。 竹山:はい。日々の会計帳簿の付けるということを記載することができてなくて、パソコンに入力したり、メモを置いたりというのはありましたけど、そういうものがなかったわけでございます。今回。 毎日新聞:繰り返しになりますけれども、4団体ともなかったという意味でよろしいでしょうか。 竹山:選挙団体はあったと思うんですけど、娘がやってませんので、選挙の確認団体はありました。 毎日新聞:分かりました。そして今回、再提出された収支報告書の中で、さらに二重計上の問題が出てきたわけなんですが、前回、銀行通帳を元にできるだけ再現したいというお話をされていたかと思うんですけれども、最後に出されたものがこの銀行通帳を元にして再現されたものだと思ったらいいんでしょうか。 竹山:はい。今回、監査報告書を出させていただきました。この部分につきまして、年末の銀行通帳残高、そして現金等につきまして確認していただいたところでございます。