4日目11Rは4艇の集団Fで3連単不成立に/ボートレース宮島
ボートレース宮島の「第14回富士通フロンテックカップ」は5日、5日目を迎え後半3個レースで準優勝戦を行う。 予選トップで通過したのは井上一輝。前日まで首位に立っていた藤原啓史朗は、4日目4Rで2号艇から4着に沈み、大きくポイントを落とした。一方の井上は、4日目10Rで1号艇一回走り。2コースから攻めてきた竹上真司に艇を合わせつつ1Mを回るも、ターンはやや流れ、その隙を西舘果里にまくられた。しかし、ここから井上が自慢のハイパワーを発揮。怒涛の追い上げを見せ、3周2Mで大逆転の白星を手にした。これで得点率を9.29に引き上げ、首位に浮上した。 2位は後半レースを逃げ切った藤原が粘り込み、3位には中野次郎が入り準優好枠を確保した。 しかし4日目には波乱が相次いだ。3Rでは畑和宏がフライングで賞典除外に。4Rでは西舘が待機行動違反で減点7点を受けた。さらに11Rでは、大橋栄里佳、河野主樹、柳生泰二、橋本年光の4選手が集団Fとなり、3連単は不成立。河野のフライングはコンマ+06という非常識なスタート。なお、河野は2018年2月にも当地でコンマ+19の大フライングを記録しており、今回も波乱の一因となった。
マクール