ドラッグストアで気軽に買える「漢方薬」。40代からのイライラ・ストレス・更年期障害...なにを選んだらいいの? おすすめを聞いてみました!
ちょっとした体の変化もそのままにせず、漢方を取り入れて体を整える人が増えてきました。漢方薬は婦人科クリニックでも処方されるほど西洋・東洋問わず信頼されていて、今ではドラッグストアでも気軽に購入できるものもあるのです。そこで、クラシエの「漢方セラピー」ブランド担当の砂橋久瑠実さんに、漢方薬との上手な付き合い方を教えてもらいました。 【写真でみる】40代50代、更年期におすすめの漢方はこれ!
お話を聞いたのは……
クラシエ株式会社 薬品カンパニー ヘルスケア事業部マーケティング部 砂橋久瑠実さん 営業職として入社。入社7年目でマーケティング部に配属され、以後漢方セラピーブランドのマーケティングに従事。漢方セラピーのプロモーション並びにプロダクト戦略の立案を行う。
ドラッグストアで購入できる「漢方薬」、大人世代に人気の秘密を探りました!Q:クラシエの「漢方セラピー」はいつから? また人気の商品は?
クラシエの漢方セラビーシリーズは2006年に誕生しました。処方にもよりますが、現在では全国のドラッグストア(約19660店舗)で購入が可能です。購入するお客さまは男女問わず、最近は若い世代の層も増えているんです。 発売当時は容量違いも含めて42品ありましたが、現在(2024年6月時点)では、67品まで種類も増えているんですよ。発売当時からラインナップに含まれていた「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」や「加味帰脾湯(かみきひとう)」など不眠対策処方の漢方は今も人気で、お客さまからニーズの高い漢方薬となっています(砂橋さん) Q:漢方セラピーシリーズの立ち上げのきっかけは? 漢方セラピーが立ち上った時の時代背景として、病気になる前に予防するセルフメディケーションの考え方や西洋薬では対応しきれない症例への対応を求めて、漢方薬に対する関心は高まっていました。 漢方薬に対しては「副作用が起こりにくい」「自然で体にやさしい」などのポジティブな捉え方がある一方で、「何を選んだら良いのか分からない」「価格が高い」「年配者向きで、古臭い」というネガティブなイメージも根強く、生活の中に上手に取り入れるための工夫が必要でもありました。 社会の変容で多様化する悩みにも応えていきたい、もっと多くの方に漢方の良さを理解していただきたいという想いから、漢方セラピーの開発をスタートしたのです(砂橋さん)