ラリージャパンの3日目は伝説vs現役の戦いが勃発も梅本まどか組の勝利に!
24日はラリージャパンも3日目です。リタイヤする車両も増え、いかにマシンをゴールまで無事に運ぶかが明暗をわけると言ってもいいでしょう。そんな中、ウェルパインモータースポーツの村田康介選手・梅本まどか選手組は3日目を2位をキープしたまま終了しました。 ノントラブルで快進撃を続ける村田・梅本組 そこに巨大な壁が立ち塞がったッッ! 【もっと写真を見る】
24日はラリージャパンも3日目です。リタイヤする車両も増え、いかにマシンをゴールまで無事に運ぶかが明暗をわけると言ってもいいでしょう。そんな中、ウェルパインモータースポーツの村田康介選手・梅本まどか選手組は3日目をクラス2位をキープしたまま終了しました。 3日目はSS10~16まで、合計7ステージを走りました。朝はやくからサービスを受け出発したウェルパイン号ですが、結果は以下のとおり。 ・SS10 Mt. Kasagi 1(16.47km) 14分46秒2(2位) ・SS11 Nenoue Kougen 1(11.60km) 9分24秒2(2位) ・SS12 Ena 1(22.79km) キャンセル ・SS13 Mt. Kasagi 2(16.47km) 14分23秒6(4位) ・SS14 Nenoue Kougen 2(11秒60km) 9分19秒4(3位) ・SS15 Ena 2(22.79km) 20分08秒9(3位) ・SS16 Toyota Stadium SSS 2(2.15km) 2分03秒4(2位) 序盤はレジェンドドライバーのディディエ・オリオール選手を上回るタイムでステージをクリアしていましたが、SS12が一般車進入のためキャンセルになり、そこからややライバルの後塵を拝したものの、この日最後のSSである豊田スタジアムでは、オリオール選手との直接対決が実現! 見事、伝説を超えて先にチェッカーを受けたのでした。これには車内で村田選手も梅本選手も大盛り上がりだったとか。 ちなみにディディエ・オリオール選手は、フランス人初のWRCチャンピオンを獲得(1994年)した現66歳です。しかも、チャンピオンを獲った年はトヨタに所属していました。WRCでは通算20勝を挙げましたが、そのうち13勝がターマック(舗装路)ラリーだった、といえば、今回の勝利のすごさがわかるでしょうか? 3日目が終わった現在、トップを走るオリオール選手とは2分22秒差。レースと違って簡単にひっくり返る可能性のある数字ですが、レース同様トップドライバーはミスをほぼしません。このままいけば2位は確実ですが、最後の最後まで気を抜けないのがラリー。村田・梅本組に何も起こらないよう、現地に来られない方も応援してください。 なお、詳細なレポートは梅本まどか選手が執筆してくれますので、お楽しみに! 文● スピーディー末岡 編集●ASCII