ほぐすべきは顔を取り巻く「4大硬筋」エイジングに効くマッサージを伝授!
肌の透明感を上げる4大硬筋ほぐし
“アプローチすべきは、土台となる筋肉。筋肉がほぐれると巡りが良くなり、総合的に透明感が高まっていくのです”―――吉田麻衣さん 【写真13枚】この記事で紹介した、「4大硬筋」の位置やマッサージ方法、おすすめコスメの写真はこちらからチェック! “エステ帰りの肌”という表現がありますが、肌の奥までほぐすマッサージケアを行うと、即座に透明感が増し、パーッと明るくなります。これは、肌の中に滞っていた老廃物が、静脈やリンパの流れに乗って、一気に排出されていくおかげ。 「土台の筋肉がカチコチにこわばっていると、循環をせき止めてしまい肌に不要なものがたまりやすくなってしまいます。顔周りには50以上の筋肉がありますが、中でも左で紹介する4つの筋肉は、特に固くなりやすい筋肉。これらの筋肉がある場所は、顔面から鎖骨へと老廃物が排出されていくルートに重なっています。つまり、この部分をほぐせば、効率良く巡りを良くすることができるのです」(吉田さん) さらには、今あるシミを薄くしたり、新たなシミを防いだりする、長期的な効果も得られるとか。 「循環が良くなると、肌に栄養や酸素が行き届きやすくなります。その結果、ターンオーバーが整って、今あるシミの排出も促されます。また、質の良い肌細胞が生まれやすくなるので、肌色はもちろんのこと、ハリや弾力も向上します」(同) 美白に加えエイジング全般に効くマッサージ。まずは1日3分×2週間、続けて効果を実感してみて。 A 側頭筋 B 咬筋 C 胸鎖乳突筋 D 広頸筋
3分で速攻明るく×14日続けたら肌が変わる!メイクの上からでもバスタイム中でもいつでもできる4大硬筋ほぐし
特にこわばりやすい4大筋肉をほぐすことで、滞った老廃物を効率よく排出します。毎日続ければ、肌のハリや引き締まり感も得られます。 ~Pre Massage~頭部や首の詰まりを取って巡りを促すプレマッサージ Pre1 巡りのスイッチを入れる首のストレッチ〈 ほぐす筋肉 〉広頸筋・胸鎖乳突筋 鎖骨のくぼみを指の腹で押さえながら、頭を横に倒し、ゆっくりと3秒間カウントしながら首筋を伸ばす。指を置く位置を少しずつずらしながら、左右交互に3回繰り返す。 Pre2 固いこわばりをほぐす側頭マッサージ〈 ほぐす筋肉 〉側頭筋・咬筋 手のひらの肉厚な部分を側頭部に当て、息を吐きながら3秒間回しもむ。指を当てる位置を少しずつ変えながら6か所くらい。同様に、頬のかみ合わせ(咬筋)部分ももみほぐす。 Pre3 滞った老廃物を流す首筋プッシュ〈 ほぐす筋肉 〉胸鎖乳突筋 耳の後ろから鎖骨まで斜めに走る筋(胸鎖乳突筋)の裏側のくぼみに親指を差し入れ、息を吐きながらゆっくりと3秒ずつ押す。詰まりを感じるときは耳の周辺を重点的に押してほぐすと流れやすくなる。