2024年F1第23戦カタールGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)
2024年F1第23戦カタールGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、周冠宇(キック・ザウバー)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。 【写真】2024年F1第23戦カタールGP ポジションを争うフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とジョージ・ラッセル(メルセデス) ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 決勝=10位(57周/57周) 3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード ファステストラップ:1分22秒384(56周目) チームは今日、僕に最高のマシンを用意してくれた。このマシンは最速だった。なのにカタールで最大のポイントを獲得できなかったのは残念だ。 イエローフラッグのルールは知っているのに、それを破ってしまった。そのことを受け入れるしかない。チームには、謝ることしかできないよ。 シーズン終了まで、あと1戦。他の週末と同じように、勝利を願いながら、アブダビに向かう。 (レース後、メディアに対して語り)もちろんがっかりしている。チームを失望させてしまった。今日は僕たちが最速だったのに、僕が台無しにしたんだ。何を間違えたのか分からない。ばかじゃないから、イエローフラッグが出たら減速しなければならないのは分かっている。ゴーカートで学ぶルールだ。でもどういうわけか、今日はそれに違反してしまった。それを受け入れなければならない。僕としては、今年の最後まで、チームに謝り続けることしかできない。 (ノリスの違反を無線で指摘したフェルスタッペンについては)問題ないよ。誰もがしていることだ。僕だって同じことをするだろう。 ■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム) 決勝=9位(57周/57周) 10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード セーフティカーが出て本当にがっかりだ。そのせいで僕の1日は完全に台無しになった。レースは順調に進んでいて、いいスタートを切ったが、セーフティカーが出ていなかったらよかったのにと思う。そのせいで僕たちは大分邪魔されたからね。まだ1レースが残っているが、僕たちは全力を尽くしていくよ。 ■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー) 決勝=8位(57周/57周) 12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード なんというレースだ! チーム全員のために本当にうれしく思う。今日は力強いパフォーマンスを発揮することが重要だったが、まさにそれを実現した。僕たちには素晴らしいペースがあった。クリーンな状態を保ち、戦略を完璧に実行して、一番重要な場面でオーバーテイクを成功させた。このことは、誰にとっても大きな後押しになる。 ようやくポイントを獲得できたことは、今シーズン僕たちが示してきた懸命な努力と粘り強さに対する大きな報いのように感じる。僕たちがスタートしたときの状態と、直面してきた課題を考えると、この結果はより大きな意味を持つ。最高のレースにしてくれたチームに感謝している。 ■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 決勝=7位(57周/57周) 8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム 僕たちにとって、7位でフィニッシュして6ポイントを獲得できた、とてもよい日曜日だった。マシンは昨日よりも少し強力になったように感じたし、リタイアやペナルティなど、前方の展開をうまく利用したが、僕たちは今夜は正しいタイミングで正しい場所にいた。チームにとってポイントを獲得するのによいタイミングだった。この調子でアブダビに向かい、そこで好調な状態でシーズンを終えられることを願っている。 ■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ) 決勝=6位(57周/57周) 7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 今日のレース結果には、もちろん満足していない。良い位置にいたのに、ついてないことにタイヤがパンクしてしまい、その状態でほぼ1周を走らなければならなかった。そうしてピットストップをした後に、セーフティカーが出動し、さらに遅れを取り、重要なポジションを失うことになった。 1周マシンを引きずるようにして走ったために、ダメージが残り、マシンの調子が少し悪く、最終スティントで苦労した。とはいえなんとか完走できたこと、表彰台を獲得したシャルルとともに、重要なポイントをつかめたことをうれしく思う。 アブダビのレースの最終ラップまで、チャンピオンシップをかけて戦い、シーズンを最高の形で終えたいと思っている。 [オートスポーツweb 2024年12月03日]