アストン・ヴィラがCL初戦で3発快勝! ティーレマンスが1G1Aの活躍、ヤングボーイズを敵地で下す
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が17日に行われ、ヤングボーイズ(スイス)とアストン・ヴィラ(イングランド)が『シュタディオン・ヴァンクドルフ』で対戦した。 前半立ち上がりは、ヤングボーイズがホームの大声援を受けてアグレッシブに攻める展開になった。ただ、アストン・ヴィラもGKエミリアーノ・マルティネスが安定したセービングで得点を許さない。 すると、26分にアストン・ヴィラがセットプレーから試合を動かす。ショートコーナーからMFジョン・マッギンがファーサイドへクロスを送ると、フリーでボールを受けたユーリ・ティーレマンスがワントラップからシュート。低く抑えたシュートは相手DFの間を抜けてサイドネットへ吸い込まれた。 先制に成功したアストン・ヴィラは勢いづく。38分、一度は敵陣ペナルティエリア内でボールを奪われるが、素早い切り替えでプレスをかけ、GKへのバックパスにFWオリー・ワトキンスが突っ込む。こぼれたボールをMFジェイコブ・ラムジーが冷静にゴールへ流し込み、追加点を奪うことに成功した。 さらに43分にもアストン・ヴィラにチャンスが訪れる。ラムジーがペナルティエリア内深い位置から折り返すと、オリー・ワトキンスが左足でシュート。一度は相手にブロックされたが、跳ね返ったボールを今度は右足でシュートし、ゴールに突き刺した。しかし、跳ね返ったボールが手に当たったと判断され、得点は認められなかった。 後半はヤングボーイズも枠内シュートを放ちゴールを脅かしたが、GKマルティネスが好セーブで得点を許さなかった。すると、78分にアストン・ヴィラが決定機を創出。左サイドでボールを受けたMFラムジーがラストパスを送ると、途中出場のFWジョン・デュランがダイレクトシュート。これがゴール左隅に決まった。しかし、一連の攻撃の流れのなかで、ティーレマンスからパスを受けたMFアマドゥ・オナナがハンドを取られ、得点は認められなかった。 それでも86分、MFオナナがペナルティエリアのかなり手前から思い切りよく右足を振り抜く。地を這うような低く鋭いシュートはゴール左隅に突き刺さり、試合を決定づける3点目が決まった。 試合はこのまま0-3で終了。アストン・ヴィラがリーグフェーズ突破に向けて、アウェイで価値ある勝ち点3を手にした。 CLリーグフェーズ第2節は現地時間10月1日から2日にかけて行われ、ヤングボーイズはアウェイでバルセロナ(スペイン)、アストン・ヴィラはホームでバイエルン(ドイツ)と対戦する。 【スコア】 ヤングボーイズ 0-3 アストン・ヴィラ 【得点者】 0-1 27分 ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ) 0-2 38分 ジェイコブ・ラムジー(アストン・ヴィラ) 0-3 86分 アマドゥ・オナナ(アストン・ヴィラ)
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