ポルシェ マカンに新たな派生モデルが登場 新型マカンをベースに後輪駆動モデルを追加 その意図と全ての情報!
2つの電動モーターを搭載したマカン4S
「マカン4(84,100ユーロ=約1,387万円、408馬力)」とマカン ターボ(114,600ユーロ=約1,890万円、639馬力)の間に「マカン4S」がある。価格は9万700ユーロ(約1,500万円)からで、2基の電動モーターは448馬力または516馬力を発揮する。 約1,200ユーロ(約20万円)の費用をかけてオフロードデザインパッケージを装備すれば、エアサスペンションによってオフロードモードで195mm、スペシャルオフロードモードで225mmの地上高を確保する。これによってトレイルランニングに連れ出すことができる。 シュトゥットガルトの連中は、バリエーションの多さ、生産の複雑さ、認証に関わる追加作業について、嘆息しているかもしれない。しかし、「マカン」のバリエーションがこれだけだとしたら、それはポルシェらしくない。例えば「ターボS」や「GTS」などは、間違いなく計画段階にあるだろう。 また、電気自動車の普及が思うように進まない場合、姉妹モデルである「アウディQ6」に目を向けるという選択肢もあるが、これはツッフェンハウゼンではあまり望ましくない。そこで、バッテリーの容量を100kWhから83kWhにすることで価格を8万ユーロ(約1,320万円)に抑えた、さらにスリムなバージョンを出すことも考えられる。
Thomas Geiger