プランナー佐藤ねじのギルド式仕事術|AI×ギャル語で効率化、子どもとは定例MTGを【HOW I WORK】
敏腕クリエイターやビジネスパーソンに仕事術を学ぶ「HOW I WORK」シリーズ。今回お話を伺ったのは、プランナー・デザイナーの佐藤ねじさんです。 プランナー佐藤ねじのギルド式仕事術|AI×ギャル語で効率化、子どもとは定例MTGを【HOW I WORK】 佐藤ねじ(さとうねじ) 1982 年生まれ。プランナー、デザイナー。面白法人カヤックを独立後、2016年ブルーパドルを設立。WEB・アプリ・商品やお店などの企画とデザインを行なう。 主な仕事に「ボードゲームホテル」「隠れ節目祝いbyよなよなエール」「アルトタスカル」「不思議な宿」「佐久市リモート市役所」「小1起業家」「劣化するWEB」など。著書に『子育てブレスト: その手があったか! 67のなるほど育児アイデア集』(小学館)『こどもの夢中を推したい 小中学生の遊び・学び・未来を考える7つの対談集』(freee出版)がある。 公式サイト/ X 整体師つきキッズパーク「ホグシーランド」、ボードゲームが遊び放題の「ボードゲームホテル」、あると助かる子ども服ブランド「アルトタスカル」など、ユニークな発想で企業の価値を生み続ける佐藤ねじさん。 今回は、クリエイティブな考え方やAIの活用法まで、佐藤さんの仕事術を伺いました。
佐藤ねじさんの一問一答
氏名:佐藤ねじ 職業:株式会社ブルーパドル 代表取締役 居住地:東京都 現在のコンピュータ:Mac Book Pro 現在のモバイル:iPhone 現在のノートとペン:iPadとA4紙、ペンはSigno0.5 仕事スタイルを一言でいうと:効率化
会社でありつつフリーランスのチームで動く
──ご自身のお仕事と強みについて教えてください。 デザイナー兼プランナーと称していますが、一番の軸は、クライアントの依頼に応じた商品やサービスの企画です。 最終的なアウトプットとして、商品やサービスとなるわけですが、SNSでの話題の仕掛けなど、具体的なかたちとして見えにくいコンテンツ的も手掛けます。 広告会社やデザイン会社だと、メディアやデザインなどの売るものが先に決まっていて、それに合わせて販促プランを作っていきます。 でもそれは、薬ありきの医者ような気がするんです。 自分はデザインすることもあれば、しない提案もする。「薬はなしで、運動したほうがいいですよ」といった視点の異なる提案ができる。これが強みだと思っています。 ──確かに! 会社の組織体制はどのようになっていますか? 会社の代表を務めてはいますが、従業員を雇って経営するのではなく、フリーランスの人たちとゆるいつながりのあるギルドを作り、チームとして仕事をしています。 社員では雇えない一流の人たちと、必要なプロジェクトだけチームを組み、一人でもできる仕事は一人でもやるのが、一番効率のいい形だと考えたからです。 ギルドがいいのは、単なる外注と違って、もう少しだけチーム感があることで、仕事と関係ある話やない話も気軽にできて、適度な距離感が保てるのがいいです。