プランナー佐藤ねじのギルド式仕事術|AI×ギャル語で効率化、子どもとは定例MTGを【HOW I WORK】
思春期の子どもとの「定例ミーティング」はメリット大
──実践している良い習慣と、「ここは直したいな」という悪い習慣はありますか? 良い習慣は、子どもとの関わり方です。 僕の子どもが、思春期という難しい時期に入りました。どの親御さんも、コミュニケーションの課題を抱えると思いますが、僕の場合は「定例ミーティング」によって解決をはかっています。 これは、日曜の午前中に2人でカフェに行って話し合うというものです。 ふだんの生活環境では、「最近どう?」みたいな話をすると、自分の部屋に行ったりして親とのやりとりを避けがちですよね。ですが、話し合いの時間と場所をしっかり作り、ミーティングっぽくやると、お互いに心のモードが切り替ってスムーズに話し合えるものです。 話す内容は主に、今週どんなことがあったかを子どもに聞いて、僕の知見をもとにアドバイスする流れです。自分のほうから、「最新のAI事情」など話の種を出すこともあります。 ──ちょっとした業務感が、雑談のハードルを下げていそうですね。 これは2年半ぐらい続いていて、とても良い習慣だと思います。 ビジネスの現場でも、上司から部下に雑談を交えて話を振っても、部下から面倒くさがれることはありますね。でも、定例の1on1ミーティングなら話しやすいのと似ています。 一方で悪い習慣は、寝るのが遅いことです。本当は早寝早起きしたいけども、なかなかできません。
情報の収集はSNSや「ChatGPT」を重視
──日頃の情報収集やインプットは、どのようにしていますか? SNSがメインで、特にXを見ることが多いです。気なる情報はブックマーク機能で一時保存したり、Bearというノートアプリでメモしています。 ここでも、アプリの「ショートカット」の出番です。Xで役立つ情報を見つけたら、スクリーンショットして、保存アクションで保存しています。 Facebookは、利用者は中高年男性が多めですが、濃い情報もたまにあったりするので、時折見ています。YouTubeも、キーワードで検索して必要な情報を得ることが多いです。 ──さまざまプラットフォームを横断しているんですね。 SNSではないですが、「ChatGPT」に質問することが増えました。逆にGoogle検索はだいぶ減りましたね。 また、書籍は年に100冊くらい読みますが、ビジネス書ばかりでなく、気分転換重視で科学とかまったく専門外のジャンルにも手を出しています。ただ、読書時間の確保が課題ですけどね。