1万2千人動員! ニューヨーク単独ライブ直前インタビュー。【前編】
――カッコいいです。今回は5都市13公演ということで、東京、大阪、福岡に加えて、新たに宮城と愛知が加わりました。残念ながら北海道がなくなったということは、楽しみにしていらしたバニーガールバーに行けなくなってしまったんですね。 屋敷 そうなんですよ。 嶋佐 それだけはちょっと寂しいですね。楽しみにしてたんで。
――他の地域にもありそうですけどね。 嶋佐 ありますかね。あったらいいんですけどね。 屋敷 宮城と愛知は初めて行くので頑張りたいですね。ただ愛知に至っては平日に3公演やるっていう、愛知のスーパースターがやる動きをやってもうてるんですよ。
――凱旋みたいな(笑)。 嶋佐 どうしてそうなったんだろう。 屋敷 もう無茶苦茶。愛知でめっちゃ人気あるやつじゃないと成立せえへん。宮城も頑張らんと。 嶋佐 誰かが言ってたんですけど、仙台の人って平日家から出ないらしいんですよ。 屋敷 そんなわけない(笑)。どうせ鬼越(トマホーク)やろ、言うてたの。 嶋佐 先に言っておいてくれればなんとかなったのにって。 屋敷 間に受けてるやん。
ちょっとでも、見てくれる人を増やしたい。
――(笑)。動員が1万2000人というのもすごいですね。POPEYEが一昨年の『Last Message』の取材で伺ったときは、延べ5500人の動員を目指していらして。昨年の『虫の息』は1万人。規模がどんどん大きくなっているのを感じました。 屋敷 ありがたいですね。ちょっとでも見てくれる人を増やしたいなって思います。でも箱はあんま大きくせんようにしてますね。 嶋佐 お客さんが見づらくなっちゃうんですよね。多くても、せめて1000人くらい。 屋敷 ギリギリ我慢せんと見れるのがそれくらいかなと思います。2000人規模のデカ箱はちょっとしんどいかなっていうのがありますね。
ーーあと、今回は学割もあるんですよね。 嶋佐 そうなんですよ。一回やってみたかったんです。中学生や高校生に見に来てほしかったから。 屋敷 6000円のチケットって、中高生にはビビる額やと思うんで。でも10代のうちに芸人の単独ライブ見るって結構な経験じゃないですか。そういう子が1人でも増えたらいいなと思いました。一番食らう世代やし、あの時期がいちばんいろんなものが刺さるというか。それに10代が俺らを好きって言ってる感覚が全然なくて、ちょっとでも増えたらっていう気持ちもあります。