パリ・パラ、9日未明に閉幕 史上最多規模、会場に歓声戻る
【パリ共同】パリ・パラリンピックは8日午後8時半(日本時間9日午前3時半)からパリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われ、閉幕する。新型コロナウイルス禍で原則無観客だった2021年の東京大会から一転、大観衆が会場に戻り、障害者スポーツ最大の祭典は盛況のうちに12日間の熱戦に幕を下ろす。 大会には史上最多となる168カ国・地域と難民選手団が参加し、4400選手がエントリー。五輪と同じく「広く開かれた大会に」をコンセプトに、パリが誇る観光名所や歴史的建造物を会場として活用された。6日の発表でチケット販売枚数はパラ史上2番目に多い240万枚に達した。 日本は海外開催の大会では史上最多となる175選手の陣容で臨み、6日の競技終了時点で金12個を含む、計37個のメダルを獲得。車いすテニス女子の上地結衣(三井住友銀行)が単複2冠を果たすなど奮闘した。