ホンダ・日産・三菱各社長、3社統合に改めて意欲 自工会賀詞交歓会
日本自動車工業会(自工会)など自動車関連5団体は7日、東京都内で賀詞交歓会を開き、自動車大手各社のトップらが集まった。経営統合の検討が進むホンダ、日産自動車、三菱自動車の各社長も参加し、統合協議への意欲を語った。 【写真】ホンダと日産、経営統合に向けた協議入りを発表 三菱自も合流 ホンダの三部敏宏社長は記者団の取材に対し、「変化の多い1年になるだろうが、ぶれずにやっていくことが大事だ」と語った。統合の方向性を示す1月末に向け、「(予定に変更は)ありません」と述べた。 日産の内田誠社長は「まずはターンアラウンド(事業再生)に専念したい」と話し、ホンダとの統合協議については「具体的なことは話せないが、しなければならないことをしっかりする」と協議に向けた決意を述べた。 三菱自の加藤隆雄社長は「(統合について)まだ考えている最中だが、(方向感が出る)1月末に向けて頑張りたい」と話した。 統合を巡っては、昨年12月23日に3社が共同で記者会見し、ホンダと日産が本格的な協議に入ることを明らかにした。三菱自も合流を検討し、6月までの最終合意を目指している。【秋丸生帆、福富智、竹地広憲】