「外様への反発だけではない」ソフトバンクで育成出身選手の流出が止まらないワケ 甲斐の巨人入りに“ノーモア城島”…次は「周東」の声
周東は最短で来オフFA
巨人入りで合意した際に発表した甲斐の冒頭の談話も、そのことが窺えるものだった。 周東は昨季、自身初の規定打席到達を果たし、ベストナインとゴールドグラブ賞に輝いた。今季年俸は6500万円増の1億1000万円へ大幅昇給となったものの、単年契約だった。このままなら最短で30歳となる来オフに国内FA権を取得する。 「4軍制を敷いているソフトバンクでは次から次に選手が台頭してきます。今は周東が欠かせない戦力であっても、その頃には後継選手のめどが立っているかもしれません」(同元監督) ソフトバンクは昨秋のドラフト会議で、育成選手を13人も指名した。過去最多の21、22年の14人に次ぐ大量指名だった。周東だけではなく、予備軍は数多く控えている。
デイリー新潮編集部
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