ドルトムントの新背番号10はMFユリアン・ブラント 「10は神秘的な数字」
昨季は19番
ボルシア・ドルトムントが新シーズンに向けた各選手の背番号を発表し、MFユリアン・ブラントがエースナンバーである背番号10をつけることになった。 1996年5月生まれで現在28歳のブラントは、2019年5月にレヴァークーゼンから5年契約でドルトムントに加入すると、すぐさま豊富な運動量と精度の高いパスを武器に主力として定着。中盤であればセンターでもサイドでもプレイできる万能型のミッドフィールダーであり、昨季も公式戦47試合に出場して10ゴール16アシストを記録してドルトムントにとって11年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出にも大きく貢献した。 FWジェイドン・サンチョがレンタル期間終了に伴ってマンチェスター・ユナイテッドに戻ったことで空き番となった10番を引き継ぐことになったブラントは、ドルトムントの公式プレス発表でエースナンバーを背負う喜びを以下のように語っている。 「僕はもうこのクラブに数年在籍しているから、今回のことはとても嬉しい。僕にとって10は神秘的な数字だからね。実は、スポーツディレクターのセバスティアン・ケールと数年前に背番号10について話をしていたんだ。でも、その時は色々な理由があって実現しなかった」 ドルトムントでは、これまでアンドレアス・メラー、ミヒャエル・ルンメニゲ、トーマス・ロシツキー、マリオ・ゲッツェなどクラブを代表する錚々たる顔ぶれが10番をつけてきた。彼らと肩を並べるような活躍をブラントが見せることができれば、来季のドルトムントがブンデスリーガで台風の目となる可能性は十分にあるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部