水上バイク に「 ブレーキ と バック 」を 始めて導入したのは BRP社である。同社のデザイン最高責任者に聞く「 自由で 革新的な デザイン 」を 生み出せる理由
「 革新的 」「 機能的 」「 エキサイティング 」がデザインの 基本理念
―― 「 高度に革新的」とは、具体的に どういうことですか? デニス 1950年代後半、雪山では「 犬ぞり 」しか移動手段が なかった時代に、Joseph - Armand Bombardier( ジョゼフ=アルマンド・ボンバルディア )は、「 スノーモービル 」を開発しました。「 犬ぞりの時代 」から、「お客様が 欲している モノは 何か?」「お客様に 喜ばれる 製品とは 何か?」を、いつの 時代でも、立ち止まることなく問い続けてきた 企業が「 BRP 」なのです。 ―― 2つめの「 機能性に 優れている 」とは?
デニス それを 使った人の「 利用前、利用中、利用後 」という3つのシーンで、「 機能性の 良さ 」「 使い 勝手の 良さ 」という ところを 追求しています。 例えば、フィッシングモデルを作ったあとでも、「 ユーザーに さらに 喜んでもらえる ことは何? 」ということを 常に考え続けて います。 具体的には、グラフィック デザインとか、ヒューマン マシン インターフェイスとか、そういったものを 含めた ファンクションの 世界。人間工学的なものも 含みます。 機能性の追求に あたって、 「 エルゴノミクス( 人間工学 ) 」の 面からも分析を 続けています。そして、その答えが 見つかれば すぐに 商品化する。 それが「 ユーザーに 喜んでもらう 」という 考え方です。
重要なのは、「 人を 驚かせ、感動させる 」要素
―― 3つめの「 ワクワクする 」というのは、今までのBRP社の 製品を 見れば よく分かります。毎回、「 今年は どんな製品で 驚かせて くれるんだろう 」 と思います。 デニス これが 一番重要なのですが、「 WOW( ワオ )! 」というような 製品を 作ること。 「 WOW Factor 」、つまり「 人を 感動させるような 要素 」のことです。色、素材、体感といった ところで、感情的に ワクワクさせる ことで、その プロダクトを 好きになってもらう。 大事なのは、ターゲットとする 人が「 何を 必要としているか 」を 把握して、デザインをする ことです。
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