“8500万ポンドで…”サラー後釜探すリバプール、退団濃厚キエーザに関心。両者の間にある“3年越し”の縁とは?
リバプールは今夏、ユベントスからの退団が決定的となっているFWフェデリコ・キエーザの獲得を狙っている。現在26歳のイタリア代表の獲得オペレーションは、実は3年越しに行われるものだが、今度こそ契約にこぎつけられるだろうか。現地時間5日、イギリスメディア『Mirror』が報じた。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! キエーザは2023/24シーズン、国内リーグ戦33試合に出場し、FWドゥシャン・ブラホビッチに次ぐ9ゴールを挙げる。チームをチャンピオンズリーグ復帰に導く活躍を見せたものの、指揮官だったマッシミリアーノ・アッレグリが解任され、後任にはボローニャのチアゴ・モッタ監督が就任。これにより同選手の立場は一変し、移籍が噂されていた。 現地時間3日に行われた親善試合の後、同監督は「キエーザは移籍のためにチームを離れることになった。我々のスタンスは明白だ。彼はいい選手だが、もっと出場できる場所を探さないといけないんだ」と、退団が決定的であることを明かした。イタリア代表のエースを巡り争奪戦が予想される中、現在32歳の大エース、FWモハメド・サラーの後継者を探すリバプールが、獲得に名乗りを上げている。 同メディアによれば、リバプールがキエーザに関心を寄せるのはこれが初めてではないようだ。3年前、UEFAユーロ2020(EURO2020)でイタリア代表を優勝に導いた同選手に対し、同クラブは8500万ポンド(約161億円)での獲得オファーを提示。しかしユベントスは当時加入1年目でありながら公式戦43試合に出場し、14ゴール10アシストの大活躍を見せていた同選手を非売品とし、このオファーを拒絶していた。あれから3年、アルネ・スロット監督を招聘した新生リバプールは、再びキエーザの獲得に近づいている。
フットボールチャンネル編集部