【センスあふれる古牧ゆかりさんのおもてなし】ディナーはタジン鍋で簡単おいしく会話も弾む!
「タジン鍋はその時、冷蔵庫にあるもので用意しますし、花も常に飾っているものだから、おもてなしのために何か特別な用意をするというはほとんどないんです。器も同じで、普段から愛用している日常使いのものを、訪ねてきた人やシチュエーション、飲み物や食べ物にあわせて、使い分けているだけなんですよ」と古牧さん。 とっておきのグラスや器で非日常感を演出したテーブルももちろん素敵だが、古牧さん流のおもてなしのテーブルは、愛着を持って使い込まれたものたちが彩る日常の延長線で設らえられている。気張らず愉しめるおもてなしだからこそ、いつまでもそこに居たくなってしまう心地よさに溢れているのだろう。 古牧ゆかり スタイリスト/ビジュアルディレクター。ファッション誌で活躍後、渡仏。パリに暮らす。帰国後『エル・ジャポン』のファッションエディターに。現在はフリーでファッション、インテリアのスタイリングや動画制作のビジュアルディレクションを手がける。本誌ファッション特集でも活躍中。 BY EMI ARITA