世界糖尿病デーに考える糖尿病「体中の血管がボロボロに」「多くの人は自覚症状がない」危険性と予防法を専門家に聞いた
糖尿病を予防するには
糖尿病の予防、進行を抑えるためにはどうすればよいのだろうか。 上野医師は適度な運動とバランスのとれた食事が重要だと話す。 宮崎大学医学部付属病院 上野浩晶医師: 食べ方が大事。おかずの作り方、油を減らすこと。ナス1本を焼きナスで食べると20キロカロリー、天ぷらにして食べると200キロカロリーです。理想は昔ながらの和食。ご飯、汁物、小鉢が2つくらい、メインの魚。 上野医師は、「3食しっかり食べる」「ゆっくり食べる」事で、血糖値の上がり方は緩やかになるという。 また運動は「毎日の少しの工夫」が大切で、無理なく続けられる範囲から始めると良い。1日8000歩~1万歩を目標に、駐車場で遠いところに停めて歩くなど、日常で気付いたところからやっていくと良いとの事だ。 日本人は糖尿病になりやすい体質だといわれており、太っていなくてもそのリスクを抱えている。糖尿病にならないためにも、生活習慣を見直し、定期的に検診を受けることが大切だ。 (テレビ宮崎)
テレビ宮崎