9000店から選ぶ東海3県「好きな麺の店ランキング」!第10位から第6位まで発表 新幹線ホームにあるきしめん店もランクイン
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は東海3県の「好きな麺の店ランキング」を大特集。愛知・岐阜・三重にある麺のお店は9000店以上(番組調べ)で、個性豊かなご当地麺が豊富!1か月かけて、3県それぞれで400人以上、合計1248人に「好きな麺のお店」を大調査しました。今回は好きな麺の種類だけではなく、好きなお店まで答えてもらう禁断のランキング!デララバさんオススメの隠れた逸品も紹介します! 【動画】きしめんの“麺抜き”!?住よしの隠れた逸品「天つま」はこちら【59分58秒~】
第10位 まろやかな味噌の風味が特徴!土鍋で味わう「味噌煮込うどん」
第10位は「山本屋総本家」(愛知)の「味噌煮込うどん」。土鍋でグツグツ煮込む熱々の名古屋めしです。3県からバランス良く票を集め、夏の調査にもかかわらずランクイン!調査では「名古屋では外せない名物」「味噌のコクが深い」などの声がありました。 麺の打ち粉には、そば粉を使用。5代目社長の町田深幸(みゆき)さんによると「そば粉は味噌にまろやかさが出る。甘さが出て、硬い麺と調和しておいしくなる」とのこと。 デララバさんオススメの隠れた逸品は「味噌おでん」。味噌の味は、味噌煮込うどんより若干甘くて、味が深く詰まっています。
第9位 岐阜市民から圧倒的人気を誇る!4種類のダシを使用した「冷やしたぬきそば」
第9位は「更科」(岐阜)の「冷やしたぬきそば」。創業は1928年で、100年近く岐阜市民に愛されてきた名店です。「冷やしたぬきそば」は、冷たいそばに天かすと油あげがのった一品。調査では「味付けが濃いめで好き」「コシがあってクセになる味」などの声がありました。 人気の理由は、約100年受け継がれてきた伝統の味。開店前の仕込みに密着すると、4つのこだわりが明らかに。 1つ目は「4種類のダシ」。北海道日高産の昆布と3種類の削り節を使用しており、3代目の水野信(しん)さんによると「ムロアジはコク、ウルメイワシはうまみ、ソウダガツオは香り」とのこと。独自のバランスで配合するため、お店で削るそうです。ダシや調味料を入れる時間を細かくメモして、きっちりと記録して炊くことで、いつ来ても同じ味を堪能することができます。かえしにはたまり醤油、追いがつおには花がつおを使用します。 2つ目は「そばの食感」。そばは、厨房の裏にある製麺機で作っています。そば粉は、長野県のメーカーに直接配合してもらったもの。モチモチとしたそばを味わってもらうため、創業当時から、そば粉と小麦粉の配合は5:5の割合で練っているそうです。そば打ちでは珍しい「踏み」の工程を入れるのも特徴。切れにくく食べごたえのある食感になります。 3つ目は「トッピング」。更科では、たぬきそば専用の天かすを毎日揚げています。人気の油あげは1枚40円で追加でき、増量して食べる人もいるほど! 4つ目は「速さ」。速さの秘密は、厨房の「冷やしたぬきトリオ」。「そば茹で係」が事前に冷水でそばをしめ、続いて「そば&つゆをかける係」、「具材を盛る係」が、それぞれの仕事を迅速にこなします。 デララバさんオススメの隠れた逸品は、冷やしたぬきそばの「あいもり」。麺は、うどんとそばが半分ずつ。1日20食ほど注文が入る裏メニューです。