成績上位層ほど早く寝る!? 東大卒スーパー家庭教師に聞いた「中学受験生の理想的な生活リズム」とは
上手に休憩を取れるようになることも大事
長谷川先生 「先ほど話にのぼった20時半に就寝する子は、学校から帰ってきたら、学校の宿題も塾の宿題も終わらせて、ご飯食べて少し遊んで寝る、というスケジュールだそうです。成績上位層はだいたいそんな感じだと思います。 上手に休憩することも、小学4年生・5年生の間に学んでおいて欲しいことです」 <休憩、を中心にスケジューリングする> 勉強の計画を立てる時は、「休憩」を中心にスケジューリングしましょう。いつ休憩するのか、どこまでやったら休憩するのか、を先に決めるのです。休憩以外の時は、ガンガン勉強すれば良いのですが、先に勉強のスケジュールばかりが気になるあまり、親御さんは休憩に気を払わないようです。 僕が感じる、成績優秀層とそうでない方々の違いの一つは、休憩のうまさです。いかにフレッシュな状態を保って長時間勉強するか、が非常に大事なのです。 やる気が落ちて、いやいややっていたり、身体がつかれて半分寝ているような状態では、勉強をしても無駄(とまでは言いにくいが)になりがちです。 via 休憩を制すものが受験(人生)を制す | お受験ブルーズ ※長谷川智也先生のブログより引用 今回は、年間300軒、累計3000軒以上のご家庭に受験コンサルをされているプロ家庭教師の長谷川先生にお話を伺いました。 通塾を始めてからやることが多く、子どもの睡眠時間がどんどん短くなり「本当にこれでいいのかな…」と不安になっていましたが「睡眠をしっかりとらないとダメ!」と断言してもらえて背中を押された気がします。子どもの心身の健康を第一に、中学受験での志望校の合格は一つの通過点として、子どもの学力を伸ばすことを目的に最後の1年伴走を行いたいと思いました。 みなさんのお子さんはどのようなスケジュールで勉強されてますでしょうか?ぜひコメントで教えてください。 お話を伺ったのは・・・ 長谷川 智也 先生 ブログ名はジュクコ。1980年兵庫県明石市出身。高卒の両親のもとに育つもハードな中学受験を経験。白陵中学校・高等学校を経て、東京大学卒業後、大手塾に勤務、人気講師となる。2009年独立してフリーランスの「プロ家庭教師」に。既存の固定観念にしばられない、生徒個人を見つめた指導で数々の実績を上げる。独自のプログラム「究極の受験セカンドオピニオン・スーパーコンサル」は年間300件を超える申し込みが殺到する。甲冑メタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても本気で活動中。 【Profile】えり先生(Instagram:@tokyo_montessori_at_home) 小5女子、小2男子の2児の母。大阪府立北野高校・神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小5の娘が都内で中学受験予定