旧小川村役場庁舎 国の登録有形文化財へ「地区のシンボル的な建物。たいへん嬉しい」
山口県萩市の旧小川村役場庁舎が、国の登録有形文化財に登録されることになりました。 萩市中小川の旧小川村役場庁舎は、木造2階寄棟造りで1932年に建築されました。 【写真を見る】旧小川村役場庁舎 国の登録有形文化財へ「地区のシンボル的な建物。たいへん嬉しい」 正面は、屋根が5か所で折れ曲がったようなデザインで、タイルが張られた玄関ポーチが付いています。 外壁は1階と2階を通した柱状の装飾と縦長の窓でデザインされています。 1階には執務室や村長室があり、2階には議場があります。 階段の踊り場は、西洋風の装飾が施されています。 19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパで流行した、前衛的な幾何学模様の装飾がデザインされている点が評価されました。 1978年に役場が移転したため、その後2016年まで阿北農協の事務所として使用されていました。 旧小川村役場建物保存検討会 水津俊男 会長 「小川地区のシンボル的な建物ですので、これが残っていくことを強く思っている人はたくさんいますので、私もたいへん喜んでおります」 市内では、10件目の国の登録有形文化財となります。
テレビ山口
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