【PFAS問題】発生源とされる活性炭大型袋を新たに80個搬出 岡山県備前市の民間倉庫、残りは360個に
岡山県吉備中央町の浄水場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が検出され、発生源とされる使用済み活性炭が備前市内の民間倉庫に保管されている問題で、市は22日、活性炭を詰めた大型袋が処分のために新たに80個搬出されたことを明らかにした。 市議会厚生文教委で報告した。大型袋はもともと約580個あり、撤去した80個を含め、7月25日から11月15日までに14回計220個の搬出が済んだ。残りは約360個となる。一方、市は業者の処理施設が定期修繕のため来年1月まで使用できず、搬出の再開は2月になるとの見通しを示した。