米国キャロウェイが『ELYTE』シリーズを正式発表、セントリーで使用者の初速は伸びたのか?
<ザ・セントリー 初日◇2日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73> 【画像】これが米国で正式発表された『ELYTE◆◆◆』ドライバーの構えた時の顔だ! PGAツアーの2025年開幕戦は、初日が終了し、単独首位にトム・ホギーが立った。前年のツアー王者やポイントランキング上位者のみが出場できる“エリート大会”で、日本の松山英樹は1打差の2位タイと好スタートを見せている。 既報の通り、毎年この大会から大手メーカー各社の最新ウッドを投入する選手が増えるが、未発表だったキャロウェイ『ELYTE』シリーズが米国で遂に正式発表された。同社は「新しい『エリート』ドライバーは、最大8ヤード飛距離が伸び、さらに寛容性が向上した」とPRするため、キャロウェイ勢の初日のスタッツを見てみよう。 まずは、初日6アンダー(6位タイ)のアダム・ハドウィンは『ELYTE◆◆◆』で初日のSG:オフ・ザ・ティ「1.001」(10位)。昨季の平均初速は『パラダイムAiスモーク◆◆◆』で173.37mph(100位)だったが、初日『ELYTE◆◆◆』で175.41mphを記録していた。 同じく初日6アンダー(6位タイ)のトーマス・デトリーは『ELYTE◆◆◆』で初日のSG:オフ・ザ・ティが「2.297」(2位)。昨季の平均初速は『パラダイムAiスモーク◆◆◆』で179.59mph(34位)だったが、初日『ELYTE◆◆◆』で178.17mphを記録。ハドウィンもデトリーも11/15(73.33%)と高いFWキープも印象的だ。 初日4アンダー(16位タイ)のブライス・ガーネットも『ELYTE◆◆◆』で初日のFWキープ73.33%だった。昨季の平均初速は『パラダイム◆◆◆』で164.29mph(176位)だったが、初日『ELYTE◆◆◆』で166.88mphを記録していた。 初日3アンダー(23位タイ)のマックス・グレイザーマンは『ELYTE◆◆◆』で初日のSG:オフ・ザ・ティが「1.597」(5位)。昨季の平均初速は『パラダイムAiスモーク◆◆◆MAX』で179.93mph(30位)だったが、初日『ELYTE◆◆◆』で179.77mphを記録。ハドウィン、デトリー、ガーネットと同様11/15(73.33%)と高いFWキープに成功していた。 最後に、初日1アンダー(34位タイ)のザンダー・シャウフェレは『ELYTE◆◆◆』で初日のSG:オフ・ザ・ティが「0.474」(21位)。昨季の平均初速は『パラダイムAiスモーク◆◆◆』で183.25mph(10位)だったが、初日『ELYTE◆◆◆』で183.27mphを記録。FWキープは9/15(60%)だった。