【中日】「来季は開幕から投げたい」来季5年目右腕が初の開幕投手に意欲 今季は調整遅れで2軍スタート
中日・高橋宏斗投手(22)が7日、ドラゴンズクラウン賞のファンミーティングでナゴヤ球場を訪れ、来季5年目で初の開幕投手に意欲を示した。プレミア12に出場し、長いシーズンを終えた右腕は「のんびりすることはない。開幕戦で投げさせてもらえる状態にする」と意気込んだ。 今季はチーム最多の12勝を挙げ、タイトルを獲得した防御率1・38は、2リーグ制後の球団記録を70年ぶりに更新した。充実した4年目だが、自己採点は「70点」。開幕投手の有力候補に挙げられながら、調整遅れで開幕2軍スタートとなっただけに「来季は開幕から投げたい。逆算していい状態に持っていくことが一番のアピール」と3月28日のDeNA戦(横浜)を見据えた。 オリックス、西武、ソフトバンク、日本ハムはすでに開幕投手を明言しているが、井上新監督は「キャンプの第2クールが終わったぐらいが(発表の)タイミング。ブルペンも見てから」と横一線を強調。大役を担い、名実ともにエースの称号を手にする。(森下 知玲)
報知新聞社