【四季報写経ウーマン】2100社以上の情報を書き写した現役女子大生 もくもくと「Excel」に入力することで見えてきた「隠れた優良企業」
思わず「なぜこの企業が?」と首をひねった
写経をしながら、思わず「なぜこの企業が?」と首をひねったのが、スタメン(東証グロース・4019)だった。企業の社内SNSサービス「TUNAG」を開発・販売しており、同サービスの導入企業は今年11月時点で1000社を超えた。 「社内SNSにそこまでニーズがあるとは思わず、調べてみると飲食や物流系の企業で利用されていることがわかりました。人手不足が続くなか、アルバイトの採用には高いコストがかかる。すぐに辞められてしまうとなおさらです。そこで社員同士のコミュニケーションが促進されるようなツールを入れると、離職率が下がるそうです」 四季報写経ウーマンさんが注目する企業計8社を表にまとめた。 投資支援サービスを展開する株式会社マーケットバンク代表・岡山憲史氏は、四季報写経ウーマンさんが挙げた銘柄に唸ったと明かす。 「時代の流行やニーズを捉えた、隠れた優良企業ばかりです。一般的な投資家が見逃しがちな企業が並んでおり、女子大生ならではの感性に加え、四季報写経で培った“企業の裏側”を読む分析力の賜物だと感じます」 四季報の写経は「まだまだ続ける」と話す彼女。これからどんな優良銘柄を見つけるのか。 ※週刊ポスト2024年12月20日号
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