写真：マディソンの奮起に期待したポステコグルー監督

トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ジェイムズ・マディソンがイングランド代表に復帰するための改善点に言及した。イギリス『Evening Standard』がコメントを伝えている。 【動画｜トッテナムが後半に4発！】トッテナム vs アストンヴィラ　試合ハイライト この夏に開催されたUEFA EURO 2024でイングランド代表に選出されなかったマディソンは、9月、10月、11月の代表活動でも招集外となった。またクラブでは、今シーズンここまで公式戦14試合に出場し、3ゴール4アシストを記録しているものの、昨年11月の負傷離脱以降、本調子を取り戻しているとは言い難い状況が続いている。 マディソンは前節アストンヴィラ戦で82分からと途中交代されると、アディショナルタイムに直接FKを決める活躍を見せた。ポステコグルー監督は、この得点がマディソンのイングランド代表復帰につながるか問われると「FKだけで代表に選出されるとは思わない」と返答。マディソンの復活を期待すべく、同選手に対してより目に見える結果を求めている。 「公平に言えば、それ以上のものが必要だと思う。そして第二に、私は常にチームの選考については監督よりも選手の手に委ねられていると言ってきた。つまり選手はある人が決断するために、説得力のある根拠を残さなければならない」 「私が週末のスタメンを選考する時、あるいはイングランド代表監督が選手を招集する時は、目の前にある根拠に基づき選抜している。もしメンバー入りを逃したら、次回はより説得力のあるパフォーマンスを発揮しなければ、チームに戻ることはできないと言う必要がある」 またポステコグルー監督は、10月に続き11月もスペイン代表に選出されたペドロ・ポロも引き合いに出し、マディソンに奮起を促している。 「マディソンであれ、他の誰であれ、次の代表チームに選ばれる根拠を示し続けなければならない。ペドロ（ポロ）はスペイン代表に長らく選ばれなかった。それは当時、十分なパフォーマンスを示すことができなかったからで、監督が彼を嫌っていたわけではない」 「彼（ポロ）は今、好調で代表チームへの復帰を果たした。それはマディソンや他の誰にとっても同じことなんだ」