パリ五輪のアンバサダー解任 ガザ情勢投稿物議、元バスケ代表
【ジュネーブ共同】パリ五輪・パラリンピック組織委員会は10日、バスケットボール女子で元フランス代表のエミリ・ゴミスさんを大会アンバサダーから解任したと発表した。ロイター通信によると、インスタグラムでのパレスチナ自治区ガザ情勢に関する投稿が物議を醸し、組織委は「中立性を持つ義務に違反した」と結論づけた。 イスラム組織ハマスによるイスラエルへの激しい攻撃があった昨年10月7日から2日後の同9日、ゴミスさんは「この状況であなたはどうしますか」との質問とともにフランスの地図がイスラエル国旗で徐々に覆われていく様子を投稿したという。