多様なウイスキーの楽しみ方を体験できる「THE NIKKA WHISKY TOKYO」
ニッカウヰスキーは、12月25日までの期間限定で東京・表参道に「THE NIKKA WHISKY TOKYO」をオープンしている。今回はグローバル事業戦略部の友吉直紀氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。 【画像】THE NIKKA WHISKY TOKYO ――「THE NIKKA WHISKY TOKYO」をオープンした経緯を教えてください。 友吉氏:ニッカウヰスキーは、今年で創業90周年を迎え、新たなコミュニケーション・コンセプト“生きるを愉しむウイスキー”を策定しました。そこで“ウイスキーを通して人生そのものを愉しんでほしい”という願いを込め、お客さまにウイスキーが持つ豊かな個性や多様な楽しみ方を体感してほしく期間限定で東京・表参道に8月にフラッグシップバーをオープンしました。 ――どんな特徴があるのでしょうか。 友吉氏:ウイスキーの飲み方として、ロック、水割り、ハイボールを想像する方が多いと思いますが、実は欧米など海外ではウイスキーを使ったカクテルの文化が浸透していて、多様なカクテルでウイスキーを楽しむ方が多くいらっしゃいます。このBARでは、ニッカウヰスキーならではのユニークな魅力とウイスキーの多様な楽しみ方が体験できます。 ――こだわりのポイントは? 友吉氏:店内には2つのバーエリアがあります。1つはウイスキーやバー、カクテルへのなじみが薄い方々に向けて気軽にカクテルを楽しんで、ウイスキーの魅力や多様な楽しみ方ができる「The Lounge -MEET-」いうバーエリアです。ここでは飲みやすく遊び心あふれるカクテルに“出会う(MEET)”ことができます。 もう1つは、ウイスキーがもともと好きな方やカクテルに慣れ親しんでいる方に向けた「The Bar -EXPLORE-」というバーエリアです。ここでは日本国内のトップバー13店とコラボレーションしたオリジナルカクテルが楽しめます。ウイスキーの奥深さや新たな魅力を“探求(EXPLORE)”することができます。 ――どんな人に来てもらいたいですか? 友吉氏:ここは、カジュアルだけどカクテルはすべてが本格的で、今までにない「ウイスキーの多様な愉しみ方」を体験できる空間です。ウイスキーが好きな方から、お酒は好きだけどウイスキーはあまり飲まないという方にもぜひ来ていただきたいです。今から90年前に竹鶴政孝は、品質にこだわり、本物のウイスキーを日本人に提供することを目指しニッカウヰスキーを創業しました。当時の彼の熱い思いも感じながら味わうのもいいかもしれませんね。 ――ありがとうございました。
グルメ Watch,編集部:湯野康隆