作新学院の「江川2世」小川がJR東日本へ 最速148キロ右腕「誰が見ても1位と言われる力をつけたい」
「江川2世」こと作新学院(栃木)の最速148キロ右腕・小川哲平投手(3年)が、社会人野球のJR東日本へ進むことが9日、分かった。今秋ドラフトは悔しい指名漏れを経験したが「誰が見ても1位と言われる力をつけたい」とドラフト解禁となる3年後のプロ入りを目標に掲げた。 1年春から主戦投手として活躍し、選抜は昨春から2年連続出場。今夏は栃木大会準決勝で敗れたが、4試合で29回2/3を無失点と圧巻の投球を披露した。 JR東日本は11年に都市対抗に優勝。小川と同じ栃木県出身のオリックス・田嶋も高卒でJR東日本へ進み、ドラフト1位でプロ入りした。それ以来、同社からの1位指名はなく「社会人では155キロまで球速を上げて、自分も1位でプロへ行く」と決意を示した。