緊急停車の北陸新幹線から男性客が線路へ「非常用ドアコック」操作か…富山―長野で運転見合わせ
25日午後6時20分頃、富山県朝日町で緊急停車していた北陸新幹線「かがやき511号」から、60歳代とみられる男性が線路に降りたのを運転士が目撃した。このため北陸新幹線は、富山―長野駅間で上下線ともに運転を見合わせた。富山県警などが男性の行方を捜索している。
JR西日本によると、かがやき511号は糸魚川―黒部宇奈月温泉駅間の下り線を走行中、異音を検知したため停車した。その際中、10号車車内で男性客が手動でドアを開ける「非常用ドアコック」を操作し、一人で車外に出たとみられるという。