初心者でも安心! ケビンやトレーラーハウスなどに泊まれるキャンプ場3選【北陸エリア】
山と川に囲まれて自然のアクティビティが充実
【施設名】麻那姫湖青少年旅行村(福井県大野市) 2つ目は、福井県東部、名古屋から高速道路を経由してクルマで2時間半ほどの場所にある「麻那姫湖青少年旅行村」。真名川ダムの上流、麻那姫湖のほとりにあるオートキャンプ場です。施設内には5.5畳のバンガローが8棟あるほか、オート区画20サイト、温水シャワー、炊事棟、ファイヤーサークルなどを完備。バンガローには寝具・バストイレ・キッチンといった設備はありませんが、不便さがあるからこそのキャンプの醍醐味をバンガロータイプで味わうことができます。 また、同施設の魅力はテント400張りを収容できるほど広大なフリーサイトがあること。どの区画からも山々に囲まれた自然と景色を眺めつつ、都会にはない開放感を愉しめます。 同施設は川からほど近く森林にも囲まれているので、釣りや川遊び、トレッキングといった自然の中での遊びが豊富に見つかるのもポイント。キャンプ本格派や家族連れ、グループキャンプにおすすめの施設です。
ロケーションで雰囲気が変わる海の景色が最高
【施設名】能登島家族旅行村 Weランド(石川県七尾市) 最後は石川県北部、七尾城山ICから40分・和倉ICから20分の場所にある「能登島家族旅行村 Weランド」。豊富な山と雄大な海に囲まれ、海辺・林間・高台などさまざまなロケーションを楽しめるキャンプ場です。約20ヘクタールの広大な同施設内には、オートサイト141区画とケビンを22棟あり、ほとんどのサイトから美しい海の景色を望めるのが魅力。通常のオートサイトの他に、杉林に囲まれて静寂感のある林間サイトや岬の先端で非常に景色の良い岬広場サイトも用意しており、景観や雰囲気をとくに楽しめます。 ケビン棟内には、寝具・バス・トイレ・ミニキッチン・エアコンなどの設備も完備。鍋・まな板・食器といった器具も備え付けられているので、用意するものが分からなかったり、荷物が多くなりがちな子ども連れでも安心です。もし忘れ物をしても、キャンプに必要な用品のレンタルや販売も豊富に用意されており、有名ブランドのテントやタープまでレンタル可能。炊事場10棟やトイレ7棟など施設が充実しているので、初心者がテント泊に挑戦するのにもおすすめです。 北陸のキャンプ場は、豊かな自然と景観を楽しめる施設ばかりです。初心者がいきなりテント張りに挑戦するのは少しハードルが高いですが、ケビンやトレーラーハウスといった宿泊施設を利用して、まずはキャンプ気分から楽しんでみてはいかがでしょうか。
田中浩一