ヤクルト・中村悠平、投手陣へ〝喜怒哀楽のススメ〟「自分を出していけばもっともっと成長していく可能性ある」
ヤクルトの年間シートオーナーを対象としたオーナーパーティーが14日、東京・新宿区の「日本青年館ホテル」で開催され、中村悠平捕手(34)、松本直樹捕手(31)、清水昇投手(28)、大西広樹投手(27)、木沢尚文投手(26)が参加した。 ファンからの質問に答えるコーナーでは、中村のマスク越しの顔が険しいと話題に。大西が「ムーさん(中村)は面(マスク)越しでめちゃくちゃ鬼の顔しています」と明かすと、清水が「ムーさんの顔見たらもっとピンチになります」と続き、木沢は「僕らはマウンドに立ったら、バッターよりもまず中村さんと勝負してから…」と口にすると、会場内は笑いに包まれた。 中村はすかさず「違う違う! すごい嫌われているみたいな言い方。やめて。僕はとにかく勝ちたいので。勝って優勝したいので。悔しさがあるので」と険しい表情になっている理由を説明。勝負師であるが故のことだと明かした。 イベント後に取材に応じた中村は「もっとピッチャー陣も喜怒哀楽を出していいんじゃないかなと。自分というものを出していけばもっともっと成長していく可能性もあると思うし、秘めているものを出せないと、成長できない部分もあると思う」と説いた。抑えたら喜び、打たれたら悔しがり。チーム防御率3・64はリーグワースト。立て直しを図る投手陣へ、正捕手からの〝喜怒哀楽のススメ〟だった。