親宅の暖房はストーブのみ。「安い」と言っていますが灯油も値上がりしています。コストはどのくらいなのでしょうか?
実家で石油ストーブを使ってその暖かさに感動した経験がある方は多いでしょう。しかし、石油ストーブのコストに疑問を抱く方もいるかもしれません。 本記事では、石油ストーブを利用する際のコストについて解説します。さらに、石油ストーブを使用するメリットやデメリット、注意点についても説明します。石油ストーブに興味がある方は、参考にしてください。 ▼「エアコン」の電気代と、灯油ストーブの「灯油代」は1ヶ月でいくらかかる? それぞれの費用を試算
石油ストーブを利用する際のコスト
経済産業省資源エネルギー庁の「石油製品価格調査」によれば、灯油価格の全国平均は1リットルあたり116.2円です。※調査日2023年12月4日の場合 石油ストーブの燃料消費量が0.275L/hの場合、1時間あたりのコストは31.9円となります。例えば、1日8時間、月30日使用した場合のコストは、約7656円です。
石油ストーブを利用するメリット
石油ストーブを利用するメリットには、電気代がかからないことと、災害時に役立つことがあります。 石油ストーブのメリットを事前に理解しておくことで、他の暖房器具との比較が容易になります。また、利用シーンのイメージもしやすくなるでしょう。本項では、石油ストーブを利用する際のメリットについて詳しく紹介します。 ■電気代がかからない 石油ストーブを利用するメリットは、電気代がかからないことです。石油ストーブは灯油を燃料として使用するため、電力を必要としません。 通常、夏より冬のほうが電気代が高くなる傾向がありますが、石油ストーブを利用することで電気代を気にせずに済みます。このため、電気代の高騰などの影響も受けません。 ■災害時に役立つ 災害時の暖房器具として役立つのも、石油ストーブのメリットです。例えば、地震などの災害で停電が発生した場合、暖房やファンヒーターなどの暖房器具を使用することが難しくなります。 一方、石油ストーブは電力を必要とせず、灯油を燃料としているため、停電時でも利用できます。部屋を暖かく保つだけでなく、明るさも提供し、湯沸かしや調理にも活用可能なため、災害時にも非常に便利です。石油ストーブは災害時にも頼りにされる暖房器具として注目されています。