仕事に追われる生活はもう終わり!「週休3日」を実現させる5つのステップ
ステップ4:場当たり的なミーティングを拒否する
場当たり的なミーティングのなかには、途方もない価値を生むものもあります。 ときには、電話や廊下での数分の話し合いが、メールの山よりも問題解決に役立つこともあるでしょう。 とはいえ、そうした即興のミーティングのなかには、あまり必要性が高くなく、1日を非生産的な細切れの時間に分割してしまうものもあります。 私の場合は、できる限りその手のミーティングをせずにすむようにしています。ごく短いおしゃべりでも、積もり積もってかなりの時間になることを知っているからです。 社外の人からメールが来て「何がしかを説明したいからミーティングを設定してほしい」と頼まれたら、まずは、さらなる詳細を求める返事を送ります。 たいていの場合、その返答として送られてきたメールは、自分の都合のよい時間に、1分もかけずにざっと目を通せます。 ほかの難しい仕事に集中できたはずの時間を割いて、15分もかけて話し合う必要はありません。 私の考えや意見を聞きたいからミーティングを設定してほしいと頼まれたときにも、同じ方針をとっています。 つい最近、あるテーマに関して私の見解を聞きたいので、30分のミーティングを設定してくれないかと依頼されました。 私は次のように返信しました。 ご連絡ありがとうございます。お伝えしたい見解はそれほどたくさんありませんので、ミーティングの時間を設定することに、あまり意味があるとは思えません。 とはいえ、すぐに思い浮かぶのは… そのあと、いくつか簡単な文を書いて、するべきことをやり終えました。 この戦略をできるかぎり活用して、影響の大きいミーティングだけに出席するようにしましょう。
ステップ5:ミーティングを効率的に運営する
久しぶりにオフィスに戻ったときは特にそうですが、ミーティングの際に少し時間をとって、お互いの近況報告をするのは楽しいものです。 確かに、ミーティングを1分残らず、効率の権化のような時間にする必要はありませんが、ミーティングを効率的かつ効果的なかたちで運営するのはよいことです。 具体的には、目的を理解したうえでミーティングに出席し、重要ポイントから逸脱せず、ミーティングの終わりまでに、次のステップを明確化します。 また、話し合われた内容を書類に残して実行に移せるように、誰かが議事録をとり、グループ内で共有することも効果的です。 上手くやれば、週4日勤務は本当の意味での週4日勤務になります。 つまり、意味のないミーティングが週4日続き、そのせいで「オフの日」にはできなかった仕事が詰め込まれてしまうことがなくなります。 ここで紹介した戦略は、そのスケジュールを実現するのに役立つはずです。 ──2022年10月13日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 ▼【編集部員のPodcastトーク】を聞く 訳: 梅田智世(ガリレオ) Originally published by FastCompany [原文] Copyright © 2022 Mansueto Ventures LLC.
梅田智世(ガリレオ)