パリ五輪でモンスター級の波に猛チャージした【稲葉玲王】! タヒチの海に挑んだ 日々が大きな自信に!
サーフィン選手 稲葉玲王 REO INABA
1997年、千葉県生まれ。当時最年少でプロデビューした13歳から、地元・一宮町を拠点に海外を転戦。WSLのチャンピオンシップツアー入りが近いサーファーの1人として期待を集め、2023年WSGエルサルバドル大会でアジア勢2位となり、パリ五輪代表に内定。
TAMURA’S NEW WORK 物語コーポレーション
「描いた作品は、できる限り自分の手で届けるようにしています。今回は現社長さんに直接お渡しできたのですが、この作品で団扇を作る際、もらった人が喜ぶような素材や作りにも徹底的にこだわる姿を見せていただき、その姿勢に多くの学びがありました」
バスケが繋いでくれたご縁
今回紹介する新作は、“焼肉きんぐ”などを全国展開する飲食チェーン、物語コーポレーションの創始者の数え100歳を祝う団扇を描き下ろした作品だ。 「現社長の発案で、創始者の小林きみゑさんを7体、息子で現社長の佳雄さん1体、末広がりの八福神として描いています。僕はカリカチュアの世界大会で優勝経験があるのですが、そこで突きつめたものを生かしつつ見る人が笑顔になるような作品になればという思いを込めました」 同社とは、バスケで繋がったという。 「同じ愛知県・豊橋が拠点のBリーグチーム、三遠ネオフェニックスとコラボ企画をやらせていただいているのですが、チームのサポート企業ということで繋がったご縁なんです。カリカチュアもそうですが、自分が歩んできた道が様々な形で繋がることで今があるということを実感すると同時に、だからこそひとつひとつの作品に気持ちを込めて描くことの大切さを改めて感じています」
アーティスト 田村 大 DAI TAMURA
1983年、東京都生まれ。2016年にアリゾナで開催された似顔絵の世界大会であるISCAカリカチュア世界大会で、総合優勝。アスリートを描いた作品がSNSで注目を集め、現在のフォロワーは10万人以上。その中にはNBA選手も名を連ねる。
イラスト=田村 大 構成&文=遠藤 匠