鏡リュウジ「今いちばん行きたいのは大甕神社」。2024年の開運神社3選
2024年の開運キーワードのひとつ「インスピレーションを磨く」。占星術の大家・鏡リュウジさんと、神社検定1級を持つモデルのMARIKOさんに、キーワードに合った神社を教えてもらいました。空間美に感性が研ぎ澄まされ、もっと魅力的な自分に変われるはず。
2024年の開運キーワード「インスピレーションを磨く」神社とは
2024年の開運キーワードのひとつが、インスピレーションを磨くこと。その理由は、およそ250年かけて12星座を巡る太陽系最遠の冥王星は、物事を根底から大きく変容させていくという働きがあるのですが、それが2024年11月下旬に、山羊座から本格的に水瓶座へと移行するからです。
新しい時代に突入するということですね。
そう。いままさにその転換期で、社会の中でいろんなことが巻き起こっていますよね。そんな激動の時代だからこそ、予測できない変化に慌てないように、自分の中に余白を持てるような場所に赴き、インスピレーションや感覚を養うことが大切です。そんな意味でも僕がいまいちばん行きたいのが大甕神社。ここには日本では珍しい星を神格化した神様が祀られているんです。
大甕神社は、日本最古の地層といわれる約5億年前のカンブリア紀の地層の上に本殿があることで有名ですよね! 神社って自然に囲まれた場所に立っていることが多いから、行くと心に余裕が生まれるような気がします。私が心をニュートラルにしたい時によく訪れるのが虎ノ門金刀比羅宮です。オフィス街の一角に鎮座しているとは思えないほど、抜け感があって本当に気持ちいい場所で、おのずと無になれます。
無になることってすごく大事で、常に自分の中に余白を持っておくと、新しいものを受け入れやすくなるので、チャンスも舞い込みやすくなるんです。
あとインスピレーションを磨くという意味で私がいまいちばん行きたい神社が、205年ぶりに拝殿と本殿を総建て替えする遷宮を行った鳥とり飼かい八幡宮。古代の建築様式に原点回帰した造りなのですが、一般的な神社の拝殿とは一線を画すモダンな雰囲気で、感性が一気に高まりそう。