ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文2)少しでも早く公表すべきだった
脆弱な部分はどこだと分析しているのか
日経ビジネス:日経ビジネスの鷲尾です。まずmijicaの問題からお伺いしますが、今回のmijicaの不正送金で突かれてしまった脆弱な部分っていうのはどこだと分析されているんでしょうか。 田中:お答え申し上げます。先ほどもちょっとご質問を頂戴をいたしましたところにも関係いたしますけども、1つはセキュリティーとしてカード番号の下5桁を入れるということで一定のセキュリティーを確保してきたつもりでございますけれども、現実に五十数人の方に被害が出てしまっているということからしますと、全体としてのセキュリティーについてmijica送金のセキュリティーについては、もう一度見直す必要があるというふうに現在は認識をいたしております。 日経ビジネス:例えば乱数表を入れるとか、ワンタイム入れるとか、そういうお考えですか。 田中:まだ具体策についてはこれからよく早急にスタッフとも議論をする必要があると思いますし、先ほど池田のほうから発表させていただいた、全体としてトータルとしても見直しをしていこうということになっておりますので、その中でもこの、現に問題の出ている、もちろん池田さんのところでやるものについては全般的な見直しをすると、全般的にこのmijicaとかこういったのに限らず見直しをするということでございますけども、そういう中でもどういう方策が堅牢性、セキュリティーの面においていいのかということについてはきちっと対応、議論をしてまいって、結論を出していきたいと思っております。 日経ビジネス:mijicaのウェブ登録するところ、メールアドレスからURLを転送して、そこから情報を入れるという過程だと思いますけれども、ウェブ登録をするところのセキュリティーについてはどうお考えなんでしょうか。口座に登録してる住所に郵送してるから問題ないとお考えでしょうか。 A:それは事務局のほうから、すいません。