ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文2)少しでも早く公表すべきだった
不正利用者側がどうやって口座をつくったのか
三上:ITジャーナリストの三上と申します。mijicaの不正送金について教えてください。不正利用者側がmijicaカードを作成しています。ということは、不正利用者側も口座開設をしていると思います。その辺について、不正利用者側がどうやって口座をつくって、それからmijicaカードをどういうふうにつくったのか、【*********00:24:57】教えてください。 それからもう1つ、mijicaでは送金の際に5桁の番号ということが書かれておりますが、この仕組み自体がいつ始まったのか、教えていただけますか。お願いいたします。 田中:まず私のほうからお答えを申し上げます。おっしゃるように、今回のこの例で言いますと、向かって右手のほう、不正利用者のほうもおっしゃるように口座開設の手続きを取っておりますので、私どものほうもその口座保有者の調査というものは取り進めてございます。 ただ、誠に恐縮でございますけど、この件も当然、捜査当局にご相談を申し上げてる件でございまして、現時点で私どもの把握しておりますことについては、少し直接この場での開示はご容赦を頂戴できればというふうに思っております。 それから、もう1点のお尋ねの、5桁のカードの番号を入れるということについては、これは導入当初からでよろしいですか。よろしいですよね。導入当初から、2018年の1月からの、導入したときからこの仕組みになってたということでございます。 三上:mijicaの犯人自体が口座開設をしてるんですか。それとも誰かの口座を乗っ取って。 田中:そこは、申し訳ありません、ちょっとまだ私どももそこまで突き止めかねてるのが実情でございます。 三上:ありがとうございます。すいません、mijicaの会員数、先ほど約20万とおっしゃったと思うんですけども、それで間違いないですか。 田中:間違ってない数字でございます。約20万でございます。 三上:mijicaの被害に遭う可能性がある人は、そうすると最大20万という考えですか。20万の方が被害に遭う可能性がある。 田中:はい。お答え申し上げます。今の、今回の仕組みにつきましてはおっしゃるとおりだという具合な認識をしておりますものですから、今後、今回の報道発表でも追加的な対応として、mijica会員全員を対象としたメールを送らせていただくというのは、今、ご質問を頂戴したことへの対応ということでございます。 三上:分かりました。 司会:はい、それでは質問のある方は挙手をお願いいたします。はい、それでは【***********2列目の3番の*****00:27:39】。