侍ジャパン・井端弘和監督が野球教室でうれしい再会 前年トランポリンからの転向を勧めた少年がユニホームで参加
侍ジャパンの井端弘和監督、吉見一起投手コーチが8日、さいたま市内で行われた「NXグループ×侍ジャパン」野球教室で特別講師を務め、埼玉県内の少年野球チームなどに所属する約100人の子供たちを指導した。 井端監督にとってうれしい出来事が、昨年12月10日開催の教室に参加していた少年との再会だ。当時は野球未経験でトランポリンに取り組んでおり、野球チームにも所属していなかったが、運動神経にほれた井端監督が「野球をやろうよ」と熱烈勧誘。この日、「あの後、すぐに野球を始めました」とユニホームを着た少年から報告を受けた。 「ちょうど1年ですから。だいぶうまくなって、もう何年も野球をやっているような印象を受けた。やはり運動能力がある子なのかなと思います。トランポリンもだいぶうまいらしいので、身のこなしがいいのかなと思います」と笑顔。野球人口減少に危機感を抱いており、「今回も野球チームに入っていない子もいて、入ろうかなと言ってくれた子もいる。野球に少しでも興味を持ってくれて、チームに入ってくれたらいい。野球を始めた以上は1年でも長く続けてほしいと思っています」とこれからも裾野の拡大に取り組む。
報知新聞社