【プレビュー】阪神・佐藤輝明に復調の兆し、広島・床田寛樹と中日・髙橋宏斗が投げ合い、ほか | セ・リーグ | プロ野球
7月5日~7日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
東京ヤクルトスワローズ vs 読売ジャイアンツ
最下位のヤクルトと3位タイの巨人が対戦。 上位浮上を狙うヤクルトは宮本丈が好調だ。直近5試合では上位打線でスタメン出場し、打率.444(18打数8安打)をマーク。2日のDeNA戦では3安打2四球で5打席連続出塁を果たした。今季初出場となる巨人戦でも、チームの得点に繋がる安打を放ちたい。 首位を3ゲーム差で追う巨人は、大城卓三に注目。ここのところは一塁での出場が続いている大城だが、リーグ戦再開後は9試合で打率.440(25打数11安打)と当たっている。本職の捕手は岸田行倫に譲っているが、バットでチームの勝利に貢献している。
中日ドラゴンズ vs 広島東洋カープ
5位の中日と首位の広島が対戦。 中日は髙橋宏斗が先発。ここまで9試合で4勝1敗、防御率0.74と圧巻の投球を見せる髙橋。広島戦では2試合で1勝0敗、防御率0.00、いずれも7回無失点と圧倒している。長いイニングを投げ、リーグトップの25セーブを挙げる守護神ライデル・マルティネスに繋ぐ展開を作りたい。 2カード連続負け越し中の広島は、床田寛樹が先発。ここまで13試合でリーグ2位の7勝(4敗)、同4位の防御率1.57と、こちらも好成績をマークしている。髙橋と投げ合った6月21日の広島戦では7回1失点で敗戦投手となっている。リベンジマッチでは髙橋を上回る投球を見せたい。
阪神タイガース vs 横浜DeNAベイスターズ
1ゲーム差で3位タイの阪神と2位のDeNAが直接対決。 広島との3連戦を2勝1敗と勝ち越した阪神。注目は復調の兆しが見えてきた佐藤輝明だ。広島3連戦では11打数2安打に終わったものの、その2安打は3日に放った2本塁打だ。今季は苦しい戦いが続いている佐藤輝だが、これをきっかけに上昇気流に乗っていきたい。 2カード連続で勝ち越しで2位に浮上したDeNAは、佐野恵太に注目。ヤクルトとの3連戦では打率.500(12打数6安打)、3打点と打ちまくった。「3番・一塁」でスタメン出場した4日の試合では貴重なタイムリーを含む3安打をマーク。佐野の復調が首位を狙うチームの鍵となりそうだ。