「100円おせち」を重箱につめたら意外と高見え。3人家族、手間もなく食べ残しも減った
イベントごとも多く、なにかとバタバタする年末年始。「おせち」の手づくりをやめる家庭も多くなっています。ESSE onlineライターのハギヤマジュンコさんは、3年前から「ローソンストア100」の「100円おせち」シリーズ(一部150円以上の商品あり)を利用しているそう。その便利さや気をつけたいポイントについて伺いました。 【写真】1袋100円~で、好きな具材だけ選べる
全部の品が家族の口に合うとは限らない
今回ご紹介する、わが家流のおせちの形になったのはもう3年も前。ネットニュースを見ていた夫が、ローソンストア100の「100円おせち」シリーズを「これ面白くない?」とプレゼンしてきたのが始まりでした。 おせちって種類も多いし豪華に見えるけれど、普段食べ慣れていないものも多く、じつはそんなにお腹がいっぱいにならないような気もするし、家族の人数がいればいるほど好き嫌いもあったりするのではないでしょうか? 特に小さなお子さんは苦手なものも多いように思います。 わが家でも、人気のもの(栗きんとんやローストビーフ)はすぐなくなるし、そうでないものは三が日を過ぎてもポツンと残っている状態でした。料理が苦手なため、以前からある程度具材がそろった「おせち」を購入していましたが、これではなんだかもったいないように感じていました。
食べきり1袋が「核家族」にちょうどいい
最初は「100円って味どうなん?」と半信半疑でしたが、食べてみたらおいしい。 昨年度の「100円おせち」シリーズは「100円」と「150円」商品がありました。ものによって量はまちまちなのですが、それが逆にわが家にはぴったり! 見栄え的にお重の中にあった方がいいものは1袋のみ購入すればいいし、家族みんなが好きなものは2~3袋買うものも。家族の好みで購入する量を調整できるのがいい。 話は少し外れますが、私の実家は大家族で、祖父母合わせて7人で暮らしていました。その人数であればお家でおせちをつくっても、ある程度の量が作れるのでよかったように思います。 ですがわが家は3人ぼっち。お家でつくるには手間も材料費もそしてつくる人の料理の腕も必要です。今の時代、わが家のような核家族が多くなっているので、一品ずつ選んで購入できる「100円おせち」シリーズは時代にもマッチしているように思うのです。