“800万ポンド”の移籍金は大バーゲン リヴァプールで55アシスト重ねる不動のレフトバックに迫る節目の記録
300試合出場が目前に迫っている
2017年に800万ポンドの移籍金で加わってから、7年の時が経過した。ハル・シティからやってきたDFアンドリュー・ロバートソンがリヴァプール不動のレフトバックになると予想していた人はどれだけいただろうか。 当時のロバートソンは無名に近い存在だったが、リヴァプールではすぐにポジションを確保。右サイドバックのトレント・アレクサンダー・アーノルド、左のロバートソンは鉄板コンビとなり、2人は自慢の攻撃性を活かしてアシストを量産してきた。 アーノルドが高いキック精度を武器としているのに対し、ロバートソンは絶えず走り続ける運動量と縦への推進力が最大の持ち味だ。 スペイン『Tribuna』もここまでのキャリアを称えているが、ロバートソンがリヴァプールで重ねた試合数は297試合。クラブ史上64人目となる通算300試合出場が目前に迫っており、ロバートソンはクラブ史に名を刻むレフトバックとなりつつある。 アシスト数もプレミアリーグで55アシストを記録しており、2018-19シーズンに11アシスト、2019-20シーズンに12アシスト、2021-22シーズンは10アシストと、リヴァプールでは3度もリーグ戦二桁アシストを記録している。プレミアリーグでサイドバックの選手が二桁アシストを記録するのは普通のことではない。 移籍金額から考えても、ロバートソンの獲得は大正解だった。まだロバートソンは30歳であり、今後もチームに貢献してくれることだろう。
構成/ザ・ワールド編集部