田辺・田中監督「選手で出たいと思うくらいすてきな場所」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、1回戦で21世紀枠の田辺(和歌山)は2―4で昨秋の北信越大会と明治神宮大会を制した星稜(石川)に敗れた。 【写真まとめ】田辺ー星稜(1回戦) 田辺の田中格監督の主なコメントは次の通り。 ◇「日本一のチームと互角に戦えた」 ◇田辺・田中格監督 バタつくかなと思ったが、選手たちは平常心で十二分にやってくれた。(昨秋の)日本一のチームに後半まで互角に戦えたのは、夏に向けてすごいプラスになった。また(甲子園に)戻ってきたい。 強豪相手に臆することなく途中までよく頑張ったが、これで終わりじゃない。これで満足するなよと(選手には言いたい)。ワンランク、ツーランク上げていかないと。満足だけはさせたくない。 (センバツ出場が決まってからの2カ月間は)例年になく選手たちのモチベーションが高く、体も大きくなって成長した。甲子園の力はすごいなって思った。 アルプス席からのすごい応援が後押ししてくれ、監督より選手で出たいと思うくらいすてきな場所だった。選手たちには「代わってくれよ」と思わず言ってしまうぐらい。まさに聖地だった。