「北口榛花の日」ができる! 女子やり投げ金メダルをたたえ「記念陸上競技場」「ロード」も/陸上
今夏のパリ五輪陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花(26)=JAL=が2日、東京都内で行われたスポーツニッポンフォーラムの表彰式に出席。グランプリを受賞し、「2年前も賞を頂いて、泣いてしまった。今回は耐えられてよかった」と笑顔で語った。 活躍をたたえた「北口榛花の日」制定などの構想も明らかになった。出身地である北海道旭川市の今津寛介市長が表彰式で取材に応じ、北口が高校時代に腕を磨いた陸上競技場を「北口榛花記念陸上競技場」とすることや、記念モニュメント設置などの考えも明かして「できる範囲で実現していきたい」とした。 「北口榛花の日」はパリ五輪で金メダルを獲得した日や凱旋パレードを行った日が候補という。北口は「『北口榛花ロード』を日本記録の距離で作って、記録を更新するたびに工事する」などのアイデアを提供した。 来年には東京・国立競技場で世界選手権が開催される。母国で挑む大会連覇に向け、「夢の70メートルを目指して。皆さんと君が代を聞けるよう頑張りたい」と意気込んだ。(高橋朝香)