「子どものお年玉」預かる?そのまま渡す?およそ半数ずつとなったそれぞれの親の意見
子どものお年玉を管理しなかった場合はどう関与していた?
子どもがもらったお年玉をそのまま子どもに渡していた親御さんたちは、お金の使い方についてどのように関与していたのでしょう。 ♦︎自由に使ってOKにした 「もらったお金は全て当人のものだから自由に使わせた」(82歳女性/主婦) 「金額も多くないので好きに使わせている」(80歳男性/その他) お年玉は子どもがもらったものなので、親はタッチしない。そう考えて、自由に使わせていた家庭もあります。お年玉をもらう金額や子どもの年齢によっても変わるかもしれません。 ♦︎使い方についてアドバイスをした 「貯金をさせて、後は自由にさせている」(65歳女性/コンピューター関連以外の技術職) 「直接的に関与はしていないけれど、計画的に使うようには諭しました」(60歳男性/営業・販売) 直接管理はしていなくても、お年玉を貯金するよう話したり計画的に使うように伝えたりすることで、無駄遣いを減らすことができそうです。あまり厳しくすると、子どもも反発したくなるので、逆効果になりかねません。アドバイスはするけれど、その後は口出しをしないというスタンスです。
お年玉を自分で管理することで学びもある
「自分で使い道を考えるのもいいことなので、干渉はしない」(69歳男性/その他) 「子どものうちしか経験できないことなので、お金の管理の経験を大切にしたい」(45歳男性/その他) 「自由に使うことで学べることがあると思う」(61歳男性/その他) お年玉を自分で管理することは、お金の使い道を考えたり金額を計算する練習になります。お金の管理の方法を学ぶ良い機会として、お年玉を利用するという考えの人も多くいました。 お年玉の管理を子どもと親のどちらがするのかは、家庭によって判断はいろいろ。親御さんの考え方や子どもの年齢、お年玉の金額に合わせて、しっかり話し合って決めるのもよいのかもしれませんね。
川崎さちえ