ASTRO GATE、新規事業として宇宙に取り組む企業に「事業直結型」コンサルを提供
ロケットやスペースプレーンの離発着拠点である宇宙港(スペースポート)を調査、企画、運営するASTRO GATE(東京都あきる野市)は「事業直結型宇宙コンサルティングサービス」の提供を開始した。12月2日に発表した。 同社がスペースポートや周辺のまちづくりの取り組みで培ったというさまざまな業界との事業連携を生かして、これから新規事業として宇宙に取り組む企業に調査や分析、参入戦略検討といった企画、検討段階から開発した事業の導入支援まで包括的に支援するという。 サービス提供にあわせて、野村総合研究所で数多くの宇宙関連プロジェクトを手掛けてきたという原田悠貴氏を同社の最高執行責任者(COO)と最高戦略責任者(CSO)として迎えた。 ASTRO GATEはスペースポートや周辺のまちづくりに取り組んできた中でさまざまな業種と連携してきたと説明。代表取締役で最高経営責任者(CEO)の大出大輔氏は、大企業での新規事業開発経験に加え、数々の特許取得やコンテストに授賞した企画力があるという。 提供を開始したコンサルティングサービスは、調査のためにヒアリングする情報だけでなく、同社が連携しているさまざまな業種でのインサイトを提供できることから、解像度が高く事業に直結するサポートが可能と主張。共同で開発する新規事業は、同社が取り組むスペースポートでのロケット打ち上げ、関連するイベント、まちづくりなどへの適用が可能としている。 コンサルティングサービス提供を記念して、宇宙産業やスペースポートに関するリポートを無料で配布する。リポートでは、宇宙ビジネスの全体像や各ビジネス領域の詳細とプレーヤー、スペースポートビジネスの国内動向をまとめている。ウェブから申し込める。
UchuBizスタッフ