女子プロレス界の新人の中でも出世頭の活躍をみせるChi Chiとは何者か? 斯界の“横綱”も絶賛「久しぶりにあんなセンスのあるレスラーと闘った」
昨年から今年にかけて、女子プロレス界では数多くの新人がデビューした。柔道など他競技の経験者もいれば映画の企画としてプロレスラーになった者も。 【スターダムPHOTO】岩谷麻優、上谷沙弥、中野たむ、スターライト・キッド…リングを華やかに彩る美女戦士の厳選フォトを一挙公開! 昨年3月に旗揚げしたEvolutionは、諏訪魔と石川修司がプロデュースする団体。男子の、それも大型選手が育てる女子レスラーはどんな選手になるのか、旗揚げ前から注目された。 そして旗揚げから2年弱、Evolutionの一期生であるChi Chiは、各団体の新人たちの中でも出世頭と言っていいほどの活躍を見せている。 全日本プロレスを背景とする環境で育った(練習も全日本の道場で)から、デビュー当時から基本ができている、打たれ強いと評価が高かった。何しろ受け身の練習も“投げ役”が諏訪魔、石川だ。 また団体内には先輩女子レスラーがいないだけに、同期のZONESとともに他団体に積極的に参戦。またChi ChiはSareee(2024年女子プロレス大賞受賞)とも練習。得意技の一つである卍固めは鈴木秀樹からアドバイスをもらった。 こうして着実に力をつけたChi Chiの最大の武器は気の強さ。とにかく誰が相手でも物おじしない。ベテラン・永島千佳世とシングルで対戦した際も「久しぶりに気の強い新人が出てきたね。いきなり髪掴んできた(笑)」と永島を喜ばせた。 “女子プロレス界の横綱”里村明衣子ともシングルマッチ。試合後の評価も高い。 「あんなセンスのあるレスラーと久しぶりに闘いました。すぐにでも仙女(センダイガールズ)の一番のベルトを狙ってほしい」 大物との一戦を前に「情緒不安定になった」というChi Chiだが「あのレベルに行くには何年もかかる。でも何年かかっても行きたい。里村明衣子を知ってしまったので」と語っている。 2024年は各団体の有望株が仙女に集まる「じゃじゃ馬トーナメント」で優勝。その勢いで仙女の新人王座・ジュニア選手権も獲得した。2度目の防衛戦は、じゃじゃ馬トーナメント決勝でも闘ったさくらあやと。舞台は1月3日、スターダムの有明大会だ。前哨戦でスターダムの両国国技館大会にも出場しており、その存在はさらに広まった。
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