慶大・清原正吾が4の4 3号弾放ち父・和博氏を指差す「ここまで育ててくれてありがとう…」
慶大・清原正吾内野手(4年)が9日、東京六大学野球の秋季リーグ戦を締めくくる早慶戦に「4番・一塁」でスタメン出場。2点リードの6回一死の第3打席で早大エース・伊藤樹の初球ストレートをレフトスタンド中段に放り込むソロ本塁打を放つなど4打数4安打1打点の活躍で、9ー1の勝利に貢献した。 清原はこれがリーグ戦3号。ダイヤモンドを一周しながら、バックネット裏で見守っていた父・和博氏(57)を指差し、早慶戦に懸ける思いを表現していた。 清原は試合後のインタビューで「完璧でした。真っすぐです。本当にこんなに多くのお客さんが入っていただいている中でダイヤモンドを一周するのは最高の経験でした」と声を弾ませた。 父・和博氏を指差した思いを問われ「見たか!という気持ちと、ここまで育ててくれてありがとうという気持ちを込めて指を差しました」と語った。 すでに両親に2つのホームランボールをプレゼントしている清原は、3号弾の行方を聞かれ「弟にあげたいですね。彼もこれから大学生になるので、これが原動力になって頑張ってもらいたいですね」とした。 先日のドラフトで指名漏れし、注目される今後の進路については「本当にこの早慶戦だけに尽くしてきたので、今後のことについては早慶戦が終わってから考えたいと思っています」と語っていた。
東スポWEB