「あまりに美しい…」初の60代優勝者!弁護士でジャーナリストの60歳女性、ミス・ユニバース大会で栄冠「年齢差別からの脱却」
内面の美が評価された
自身の美しさについてロドリケスさんは、外見よりも内面を重視しているという。米ニューヨーク・ポスト紙によると彼女は、「女性が肉体的な美しさだけでなく、もうひとつの価値観を持つという新しいステージを、私たちはいま開こうとしています」と述べ、新たな美のパラダイムを代表することに興奮していると語った。 ロドリゲスさんは仕事だけでなく、自然や健康的な生活、音楽、文化への幅広い興味と知識を有し、多面的な個性を世界に発信している。 ルックスについては特別なケアはしていないが、健康的なライフスタイルを心がけているという。食事に気をつけ、常にアクティブに過ごすことがモットーだという。 「健康的な生活を送り、よく食べ、体を動かすことが基本です」と彼女は語る。ときには断食を試みたり、オーガニック食品やフルーツ、野菜を多く摂る食生活を送ったりしている、と自身の習慣を明かした。
懐疑的な視線をものともせず
60歳でのミスコン出場には、懐疑的な視線もあった。しかしロドリゲスさんは、「自分の年齢が弱点ではなく、むしろ強みになることを示す」ことを目標に、否定的な意見をものともせずに前進してきた。 自立心の高い性格も幸いした。彼女は、「他人の言うことを気に掛けない方かもしれません」と語る。「自分の目標に集中し、それを達成することに打ち込んでいるのです」 さらに彼女は、「人々は自分の限界をもとに発言するものです。ですが、誰も他人の夢を生きることはできません」と述べ、自身の信じる道を歩み続ける姿勢を強調した。 「他人が自分をどう評価しようと、最終的にそれが自分に影響を与えるかどうかは、自分で決めています」とロドリゲスさんは言う。
次はアルゼンチン大会で優勝ねらう
インデペンデント紙によるとロドリゲスさんは、次に待つアルゼンチン大会での優勝に向け、全力を注いでいるという。 彼女は、「審査員たちは私の自信と、同世代の女性たちの代表となる熱意を見てくれたのだと思います。2024年のミス・ユニバース・アルゼンチンの冠を勝ち取るために戦う覚悟があります」と述べ、より若い世代のライバルたちを前に、次の大会への自信を見せている。 ロドリゲスさんのほかにも、米ピープル誌によると、今秋メキシコシティで開催される2024年のミス・ユニバース大会には、ドミニカ共和国代表として47歳のハイディ・クルスさんが出場する。若さだけではない美の価値観が広まりつつある。
文:青葉やまと